心臓症状(サブグループ解析)
心アミロイドーシス集団126例(全体集団の56%)について、心臓の構造や心臓の収縮/拡張機能を示す心エコーパラメータ、および心臓バイオマーカーなどを評価するサブグループ解析を行った。
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心エコーパラメータ
各群の投与18ヵ月時点における左室壁の厚さ、左室長軸方向ストレイン、左室拡張終期容積および心拍出量のベースラインからの変化量は以下のとおりであった。
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心臓バイオマーカー:血清中NT-proBNP濃度
投与18ヵ月時点における血清中NT-proBNP濃度は、プラセボ群に比べてオンパットロ群で有意な低下が認められた(p<0.001、MMRM法)。
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安全性:入院および死亡の発現(参考情報)
すべての原因による入院および死亡の患者あたりの発現件数はプラセボ群で71.8件/100人・年、オンパットロ群で34.7件/100人・年であった。また、心疾患による入院およびすべての原因による死亡の患者あたりの発現件数はプラセボ群で18.7件/100人・年、オンパットロ群で10.1件/100人・年であった。